青春18きっぷで行く冬の停車場線旅。行き先を色々考えた結果がここ伊東線。たまたま引いたリゾート列車は快適だが名残惜しくも熱海から3駅、ここ網代で降りた。日曜朝の伊豆は列車を降りてしまえば思いの外静かである。 |
データ
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なお、この県道もまた、国道の旧道区間を含んでおり、認定時はもう少し短かったと考えられる。 |
レポート
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潮風と干物が薫るR135を伊東方面から撮影。画面奥の右カーブしたところに青い案内標識が小さく見えるが、そこがr107の終点となる。 | |
県道107号終点ここで直進するとr107網代停車場線となる。分かる人にはわかると思うが、ここから県道の前半区間はR135旧道だそうな。 |
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左折:r107 網代駅 直進:R135 小田原 熱海市街 もうちょっと寄ってみる。JR駅で言うと網代までは熱海市内だが、宇佐美は伊東市に位置する。伊豆多賀と網代は旧多賀村(-1937年、熱海町と合併して現熱海市発足まで)に当てはまる地域らしい。 そういえば、撮影地点まで駅から降りてきた時、すれ違いの小学生に挨拶された。久しぶりに「田舎」へやってきた気分になれてとても良い。 |
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旧国道区間へ入る。ここらは網代温泉と呼ばれる温泉地で、市街地に湯宿が点在しているが、左に見える施設(たぬきのいるところ)は廃業している。 というように、どこの地方の温泉街も事情は厳しい。というかバブルがおかしかったと思っちゃうんだけどね。 |
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この県道へ1箇所だけであるが県道標識が設置してある。偉い。 余談だが、静岡県道は県道標識の設置率が割と高い。北海道と同レベルかより上かもしれない。 |
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大根を積んだ軽トラが1台過ぎていった以外は交通量の少ない静かな道路・・・ かと思いきや、実はこの道路は路線バスが通る。網代駅前にこの地域の路線バスの停留所が設置されているとのこと。 | |
しかし、新しい建物が無いよね。さすが旧国道。 左側には山側の住宅地へつながる道路が多数分岐する。先述のように温泉宿もちらほらあるが、見晴らしの良い公園みたいなところもあるようだ。 | |
日曜だー。店が開いてない! | |
ここでr107は左折。旧国道は直進なので、旧来の終点はここだったのだろう。 画面右端に「←網代駅」と書かれた案内標識がこじんまりと存在する。 | |
左折すると、奥に見える網代駅駅舎まで一直線の上り坂だ。 | |
駅のすぐ近くにファミマがあった。ファミマは本州ではどこにでもあるのだ! | |
県道107号起点手前に見える古風だけどもどこにでもありそうなおみやげ屋さん(中は網代名物干物が並んでいた)。そして、「あじろ温泉」のアーチ。奥にはJR網代駅の駅舎が見える。あー、なんか旅した気分になる。 |
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JR網代駅 JR伊東線の途中駅、網代駅に到着。 この駅は一部の特急が停車する。トンネルに挟まれたカーブ上にあり、通過列車は35km/h以下までの減速を強いられる。ただ、隣の伊豆多賀より標高が低い場所にありバスが駅前までやってくることなどから、利用者としては使いやすい駅とのこと。 |
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駅舎に入ると小さな待合室と簡易改札があり、奥の通路を通ってホームへ向かう。トイレは別の建物。ちなみに、この駅は伊東駅管理の業務委託駅で、みどりの窓口の営業時間は8:00-18:00とのこと。伊東線はJR東日本であり東京近郊のSuica圏内。 この駅には「駅猫」が出るらしく、餌をやるなという注意書きがそこかしこにあった。実際自分も撮影時に駅猫に遭遇したが、餌をやりたくなくなるような体型と顔つきの悪い猫で、食べ物がないことがわかると藪の中に消えていった。 |
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最後に、網代到着時に撮影した駅名票。うーん、普通だ。なんか遠出してこのスタイルの駅名票だとちょっとね |
感想
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停車場線を歩いて撮るのは、それなりに楽しい。 網代停車場線は県道標識があるのは嬉しいがそれ以外は標準的な停車場県道かな・・・?日曜の朝の田舎散歩としては非常にちょうどよいスケールだったが、これといった名所があるわけでもない。 伊東線の他の停車場線には、オーシャンビュー停車場線や、もっと地味な停車場線、、、などなど表情が豊かなので、他の路線もぜひ読んでくださいね。 |
関連
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特になし。 都道府県道レポート一覧へ戻る 蒼の街道トップページへ戻る 最終更新日:15年1月4日 |