舞台は変わって東京。なぜって、GWの休みを利用して東京観光をしてきました。羽田空港からモノレールとJRを乗り継ぎ、「まずはここへ」と東京駅へ。

データ

  • 起点:千代田区皇居外苑(r301交点・和田倉門)
  • 終点:千代田区丸の内一丁目(r402交点・JR東京駅中央口前)
  • 延長:370m。幅員があまりに広いので実感がなかった。
  • 沿線施設:皇居外苑 丸の内ビルディング 新丸の内ビルディング
      JR東京駅 東京中央郵便局 地下鉄大手町駅 他
  • 完走区間:全線(終点→起点) 攻略日:07年4月29日。画像の都合から、レポートは変則的に作った。

     別称「行幸通り」。東京の代表駅・東京駅から皇居へ通ずる道であり、幅員74mと超広規格な道路。普段は片側四車線で、中央の道路は通行できない。中央の道路は皇室行事などの際使用される。
     道の歴史は古く、1923年に関東大震災からの復興時に着工されて、現在に至る。

  • レポート

    区間・・・全線

     r404終点・JR東京駅前

     これが東京駅中央口。背景にはビルが沢山ありますが、やはり存在感がありますね・・・!
     植え込みの隙間から起点方向を眺めます。あまりよく見えないので拡大画像を。
     こんな感じです。片側4車線路で、真ん中は普段通れない道路です。工事中みたいですが、これは何?

     r404全景:起点(和田倉門)より

     手前はビル街ではなく外苑の緑地が広がっています。延長は370mですから、東京駅は結構奥に見えます。それにしても北海道では見られないような高層ビル街ですねぇ。

    感想

     今回レポートした都道は、「特例都道」といって東京都にしかないタイプの都道府県道である。特例都道とは、東京都のみに見られるタイプの道路で、道路法第7条第1項「都道府県道の管理は、その路線の存する都道府県が行う。但し、政令指定都市の区域内においては、その路線の存する市が行う(一般国道の指定区間外も同様)。」によらず、都知事によって路線指定され、主要地方道ではないものを言う(道路法第89条)。

     一応道路法第89条の条文を書いておく。

    (都の特例)
    第八十九条
     都の特別区の存する区域内においては、都知事は、第七条第一項各号に掲げる基準によらないで、議会の議決を経て、都道の路線を認定し、変更し、又は廃止することができる。この場合においては、第七十四条第一項の規定により国土交通大臣に協議することを要しない。
    2  都知事は、前項の規定により都道の路線を認定し、変更し、又は廃止しようとする場合においては、あらかじめ当該路線の存する特別区の長の意見を聞かなければならない。

     基本的な役割は一般都道府県道と同じなので、さほど気にする必要はない。東京都の特例都道は401号線〜484号線までの路線である。

     都道そのものの感想に入るとしよう。道路は本当に幅が広く、中央のスペースが公園のような印象がした(実際はそうではない)。また、新緑の銀杏並木が気持ちいい。秋になったら綺麗だろう。370mの短小都道とはいえ北海道の道道とはまったく異質な道路である。ちなみに東京の都道はr404しか取材していない。いつか他の都道も走りたい・・・。

    関連

     無し。


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    最終更新日:07年11月17日
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