青春18きっぷで行く冬の停車場線旅。行き先を色々考えた結果がここ伊東線。3番目に途中下車したのは伊東線終着駅の伊東駅(伊東以南はJRではなく伊豆急下田線となるため青春18きっぷでは乗れない)。この県道の旨味は未だに残る煤けた県道標識だ。

データ

  • 起点:伊東市湯川(JR/伊豆急伊東駅)
  • 終点:伊東市湯川三丁目(R135バイパス交点)
  • 延長:230m
  • 沿線:JR伊東駅
  • 走行区間:全線(起点→終点)、14年12月14日

     伊東線末端となる伊東駅であるが、ほぼ直通して伊豆急行線が更に下田へ向かっているのでそういう感じではない。

  • レポート

     というわけで、伊東駅に降り立ちました!まずは駅名票だけ・・・

     伊東線のどの駅もそうだが、静岡県内にそこそこ入っているのにJR東海ではなく東日本の管理なので、その手の人は若干の違和感を感じることがなくもない。駅名票も東日本仕様。

     県道50号起点/JR伊東駅

     県道トレース後に駅舎を正面から撮ったもの。県道は駅前広場から画面右へ抜ける。
     r50は駅正面を海へ向かって下る商店街ではなく、その1本隣の道になる。見ての通りバスターミナルになっており、歩いてトレースする場合は画面左から回り込む形となる。
     駅前から少し歩けばちょっと先に見える海までまっすぐ県道が続く。

     r50は商店街の賑いこそないがバス通りとなるため、交通量はまぁ多い。
     1つ目の横断歩道の手前に煤けた県道標識が!

     渋い!!!良い!!!

     とか思う?個人的にはサビが来てないし(標柱が塗り直されて真っ白)ちょっと物足りないお疲れさん具合なんだけど、南関東はフォントの古い県道標識すら駆逐されているのでこれだけでもいいかなって思えるようになってしまった。

     伊東線は県道標識に恵まれた停車場線が他にr107しかなかったが、ストリートビューでこの標識を確認して行くのを決めたようなものである。
     さぁどんどん県道を降りていこう。
     歩道の片隅に「つなみ浸水点」の標石を見つけた。

     これは1923年の関東大震災により発生した津波でここまで浸水したことを示すようだ。現伊東駅より東側の市街地の多くが浸水したとのことである。
     手前左折:R135
     手前右折:R135 伊豆市
     奥を左折:R135 小田原 熱海
     奥を右折:R135 下田 東伊豆

       この先の2つの信号交差点はどちらもR135と交差する。奥がバイパスのため、海岸線を進むならバイパスに出るのが速いが、伊豆市(天城・修善寺)方面へ向かうには内陸側を進む手前のR135を進み、r12経由で修善寺に出るのが最短となる。

     中伊豆へ入る山越えルートは富戸付近からr112/スカイライン経由もあるが、修善寺へはr12のほうが楽に見える。

     県道50号終点/R135バイパス交点

     左折:R135 小田原 熱海
     右折:R135 下田 東伊豆

     相模灘と伊豆大島を望むオーシャンビューな交差点でr50は終点となる。  
     交差点奥の海岸に降りることができたので降りてみた。遠くに真鶴半島までしっかり見えている。
     終点交差点を振り返るとこんな感じ。さすがに主要地方道に認められた停車場線とあって、国道と出入りする車は多い。

     以上、r50のレポートでした。
    感想
     徒歩による伊東線の停車場線撮影も3本目、いよいよ折り返し地点までやってきた。

     伊東駅は今回はじめての訪問となったが、さすが東伊豆地域の中心地とあって駅は活気づいていた。青春18きっぱーはここで降りなきゃ伊豆急の高い運賃取られるんですよ・・・
     今度この街に訪れる際はぜひ温泉に入って願わくばのんびり1泊したい。・・・結局日帰り温泉に入りに来たんだけどね。

     ダイヤの関係で帰路で撮ることにした伊豆多賀停車場線、そして来ノ宮停車場線は続編としてレポートします。お楽しみに!

    関連
     特になし。


    都道府県道レポート一覧へ戻る
    蒼の街道トップページへ戻る


    最終更新日:15年3月1日 inserted by FC2 system