旭川郊外、r140に沿って広がる市街地、東旭川。旭川は農業から発展していったんだなぁと思わせる風景がある一方で、こんな停車場線もあったり。
 プラス、僕の道道探索の原点。

データ
  • 起点:旭川市東旭川北3条6丁目(JR東旭川駅前)
  • 終点:旭川市東旭川南1条7丁目(r140上)
     旧r37とr140の交点と思われる。事実上の起点は駅前通とr140の交点だ。
  • 延長:0.6km(重複区間を含むと1.2km)
  • 沿線施設:JR東旭川駅、旭川市東旭川支所
  • 完走区間:全線(終点→起点) 攻略日:06年04月20日 08年3月29日

     実は管理人の生涯初めて全線を取材した路線で、このサイト及び道道探索の原点とも言える道道である。2008年春に再取材し、7月にレポートを改訂した。

  • レポート
     まずはレポートの前にr542周辺の地図を。青紫色の線で描かれた東旭川駅の駅前通がレポート範囲にあたる。黄緑色の線で描かれている部分はr140との重複部分だ。

     地図中の線or目印をクリックすると解説を表示。

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     r542終点

     地図中の左下部の赤い目印の位置。

     r140を旭山動物園方面へ向けて走るとこんな案内標識が出現する。この辺りはよく通るのだがこの案内標識が出来たのは2007年秋〜冬ごろだったような。

     r140レポートでは触れていなかった事実だが、旭山動物園人気の影響かこの辺りの案内標識はやたらと充実してきている。
     r542は左折。右折すると旭川神社の大きな鳥居を潜る。

     旭川中心部から7kmも離れたこの市街地に「旭川」と冠する施設があるのはどうしてか。それは、上川盆地の開拓がここ東旭川の地から始まったことに由来する。現在の中心部、開拓初期は曲がりくねった牛朱別川や忠別川による洪水が多々あったようだ。
     駅前通はこの通り立派な4車線だが、周囲は病院と奥に見えるテレビ・ラジオのアンテナと東旭川支所、それ以外はほとんど住宅である。
     当然ながらこの4車線の交通量は異常に少ない。
     r542だけが立派な4車線である理由には、東旭川駅が1984年まで貨物を取り扱っていたからだと思われる。確かに、駅にはそれっぽい側線もあるし、周囲には農協の倉庫もある。
     起点はこの先の突き当たり。
     r542にヘキサは無いが、このような通り名表示の下に道道であることを主張する標識がある。
     この先反対側へ抜けるには右折だが、東旭川駅は左折。正面奥には元々道路にする予定だった(と思われる)敷地があるが、果たしてそこが線路の向こうと繋がる可能性はほぼ0だ。

     r542起点

     駅前は荒れた舗装。とりあえず適当に駐車してくださいという雰囲気だ(雨が降ると水たまりが・・・)。駅舎は無人駅にしては立派で、待合室も良い。

     r542起点

     駅前から振り返って撮影するとこんな感じ。奥に旭川神社の大きな鳥居が見える。
     駅構内の様子(06年4月)。反対側のホーム(当麻方面)へは構内踏切を利用する。
     駅名標。北日ノ出の部分は張り替えたものと思われる。以前は「桜岡」?

     2006年の撮影時に駅番号は設定されていなかったが、現在は「A32」という番号が設定されている。
    感想
     正直言われても、あまり感想を書くことができないのが停車場線の特徴・・・。結局は延長が短いから・・・。
     しいて言えば、なぜこんな住宅街に0.6kmほどの4車線道路が要るのか、あまりわからない。確かに過去は駅の側線(今は使われていない)を利用して、貨物関係のこともやっていたみたいだが・・・。(それならr140ももっと立派にしろ、と思う。)
     僕の道道探索の原点はこの道道にあり、この道道を最初として主に停車場線道道からさくさく撮っていくようになったのだが、レポートをリメイクしてもやはり短い路線ということでレポート自体に大した変化は見られないという・・・。

    関連するページ
    北海道道140号愛別当麻旭川線
     R39とは別のルートを通って愛別へ。


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    最終更新日:08年7月8日
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