Description

 取材日:2018年4月22日
 阪神高速3号神戸線芦屋出口→名神→東名名古屋IC

 大学時代の同期氏と2人で行く高速修行の旅。メインディッシュ2つのうち、片方がこの名神トレースだったりする。

Report / Section.6
31 大津IC/SA

 JR大津駅・膳所駅方面はこちらから。

 r56大津インター線を介してR1に接続する。湖岸道路方面へのアクセスも悪くないが、逆に石山方面となると名神からは次の瀬田西のほうが便利である。

 琵琶湖の近くを走る区間だがもちろん本線からは望めない。

 [30-2]瀬田西4km
 [30-1]草津JCT.8km
 [新名神]亀山JCT.59km
 [名 神]米原JCT.68km

 4段のうち3段がジャンクションまでの距離である。主要都市までの距離がわからない・・・。

 夜間通行止めの横断幕。吹田から瀬田東って相当長いよね。

 所要時間表示。

 栗東、米原、そして一宮が登場する。名神の起点は隣の小牧だが上り線の交通となれば名古屋のアクセスは一宮経由がメジャーなところだ。

 [30-2]瀬田西 2km

 この辺りは新名神草津-亀山西の開通頃に設置された標識が多く、標識に大して字が大きいのが特徴である。ただ枝番が現行より小さめのバランスとなっており、やや違和感を感じるかもしれない。

 たまに現れるラジオ周波数の標識。

 ここから瀬田西IC付近まで見晴らしの良いストレートとなる。

 (1) 瀬田西 石山 [30-2] 出口1km

 瀬田西IC予告標識。標識にあるとおり大津市瀬田地区と石山地区へはこちらが便利。

 「瀬田東I.Cでは出られません」

 (1) 瀬田西 石山 [30-2] 出口500m

 この先、瀬田川を渡る橋梁に入る。瀬田川と聞いてピンとこないとしても、淀川と聞けばお分かりになるかもしれない。琵琶湖から流れる唯一の河川にして京都・大阪を流れ大阪湾に注ぐ一級河川の本流である。

 追突注意をうながす標識。この辺りは瀬田西IC付近を底とするサグとなっており渋滞しやすい。

 (1) 瀬田西 石山 [30-2] 出口

30-2 瀬田西IC

 1980年に供用開始された追加IC。京都・大阪方面へのハーフICで隣の瀬田東ICと対になっている。

 併設されたバスストップからの合流。

 奥にはETC2.0限定での栗東IC途中下車(道の駅利用)についての標識。

 P混雑情報

 3段目の甲南PAは新名神のPAにあたる。

 3.5km先 草津JCT.
 栗東インターまで10キロ

 新名神分岐を手前にして図形案内。しれっと中央道が登場したり豊田ジャンクションという文字があったり色々すごい。

 草津JCT-豊田JCTは名神-東名ルートで149.8km、新名神-東名阪-伊勢湾岸ルートで120.3kmとなる。東名/新東名東京・静岡方面への通り抜けを前提とする場合、多少渋滞していても新名神ルートのほうが早く到着できる。

 広域情報。相変わらずの亀山渋滞。

 瀬田東JCTを手前に草津PAは左車線に寄るよう促される。

30-2 瀬田東JCT./IC

 京滋バイパスと一般道入口両方の交通がここで合流する。

 新名神草津-高槻が未開通となっている2018年現在、第二京阪-京滋バイパスルートと名神ルートの2つがあるが、どちらを選んでも瀬田東-草津を必ず通過する。新名神が全通すると京滋バイパスより更に南側を通過するため、このボトルネックをすり抜けて京都以西の西日本へ行き来できるようになる。そのインパクトは計り知れないものになるだろう。

 [30-1]草津JCT.2.3km
 [新名神]亀山JCT.53km
 [名 神]米原JCT.62km

 再び距離標識。相変わらず主要分岐までの距離を案内するスタイル。

 瀬田東-草津では一時的に本線2車線+合流2車線=4車線→本線3車線+付加車線=4車線となる。合流前の車線数(2+2)と同じレベルであり、混雑は緩和されている印象を受ける。

 [30-1] 草津JCT. 1.7km

 先程の名神vs新名神図形案内に渋滞表示がついたものが登場する。一見地名と線しか現れない辺り、やや抽象的な印象を受ける。

 Wikipediaによるとこの標識は縦横それぞれ約7mあり、日本最大の図形情報版とされているらしい。本線が4車線なので実感が薄いが確かにでかい・・・。

 草津PA
 草津田上I.Cは [新名神]へ

 SAと比較しても実は大きい部類となる草津PAはここから。草津田上(くさつたなかみ)ICはこの先の名神-新名神連絡路上にあるICで、高槻ICと同様実質名神のICとしても機能している。

草津PA

 名神屈指の巨大PA、草津PAはこちらから。上り線の駐車場は大型131小型72(兼用17)で、多少の差だが大津SAより大きい

 なお上り線施設は名神の拡幅工事を受けて移転しており、旧PAは第2PAとして機能している。第2PAにはトイレ+駐車場+ガソリンスタンド・充電スタンドがあり、売店へはメインPAへ徒歩移動する必要がある。

 なお筆者にとって草津PAは本州以南で初めて利用したという思い出のPAである。当時中学生だったのだが、男子トイレの便器の数に圧倒された記憶がある。

 [30-1]草津JCT. 1km

 左へ:[新名神] [7-1]草津田上 信楽 亀山
    東名阪道、伊勢道方面
 本線:[名神] 栗東 彦根
    北陸道、中央道方面

 ここで本格的な予告標識。なんと、ここで北陸道中央道の名前が登場する。標識に遠い目的地が現れるのは非常にワクワクさせるものであるが、100km以上先で接続する中央道が拝めるとは・・・。

 ここで新名神と名神、両方の情報掲示板が並列されている。

 ちなみに草津JCT.は2008年供用開始で標識類は(恐らくほぼ全て)公団ゴシック時代末期のもので構成されている。設置から10年を経た現在、老朽化は問題になっていないが、新名神大津連絡路-城陽JCTが開通した折にはこの標識類もガラッと入れ替わるだろう。2018年現在のところ2023年度予定なのであと5年・・・。

 草津JCT.を手前に草津市に入る。

 カントリーサインの左側奥には草津PA(第2)が存在する。草津PAはJCT併設と言えるような特殊な作りをしており、上り線の場合PAを利用した車は第2PA通過後、本線に戻ることなく別に設置された分岐路で名神と新名神を選択し、後からそれぞれの本線に合流する仕組みになっている。

 [30-1]草津JCT. 500m

 左へ:[新名神] [7-1]草津田上 信楽 亀山
    東名阪道、伊勢道方面
 本線:[名神] 栗東 彦根
    北陸道、中央道方面

 なお、草津PA下り線は名神下りのみと行き来する構造となっている。新名神とは連絡していない点で上り線と異なるので注意が必要だ。

 [30-1]草津JCT.

 左へ:[新名神] [7-1]草津田上 信楽 亀山
    東名阪道、伊勢道方面
 本線:[名神] 栗東 彦根
    北陸道、中央道方面

 いよいよ草津JCT分岐が迫る。分岐部は本線3+分岐2と非常に広いため車線変更出来ないほどの混雑はあまりなさそうだが、ここでルートを間違えると戻るのは結構な手間になる。北陸道へ向かいたい場合は絶対に名神キープで。

30-1 草津JCT.

 新名神亀山方面へはこちらから。草津田上ICを利用する場合もこちらで乗り換えとなる。

 草津で接続している新名神は本来は連絡路であり、規格も本線というよりはランプと同等だったりする。新名神が延伸すれば草津JCT.は分岐というより乗り換えスポットとなるため、京都周辺-亀山以東、あるいは栗東方面-京田辺以西といった限られた行き来に使われる程度となるだろう。

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最終更新:2018年11月7日
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