Description

 撮影日:2019年4月13日,14日
 1日目:東名高速小牧JCT→中央自動車道→富士吉田線河口湖IC
 2日目:中部横断道下部温泉早川IC→双葉JCT.→中央自動車道高井戸IC

 相互リンク先「道の旅に出かけよう!」管理人のかっしー氏との撮影ドライブ。
 かっしー氏は河口湖でのイベント参加を控えておりやや駆け足での撮影となったが、
 条件に恵まれ綺麗な春の中央道を楽しむことができた。なお区間12もすべてかっしー氏撮影の写真となる。

Report / Section.12
17-1 長坂IC

 長坂、高根、大泉エリアと八ヶ岳周辺はこちらから。

 長坂IC直後に140KPがある。区間11の諏訪南ICでは160KPだったのでちょうど20km走ってきたことになる。

 長坂高根バスストップを通過する。バス停の向こうに富士山!

 長い下り坂 速度注意

 相も変わらず下り坂が続く。勾配4.0%・・・って、前より勾配きつくなってないか!?

 [ 17 ]須玉7km
 [ 16 ]韮崎14km
   東京156km

 距離標識。次の須玉ICも現在では北杜市内のインターチェンジとなる。

 下り坂はまだまだ続く。だいぶ降りてきたのでは?

 車間確認。確認しようにも視界に前車がいない。

 おもむろに標高600mを示す標識が現れる。最高地点から400mも下りてるのか・・・。

 なおこれだけ下っても東名高速道路の最高地点(454m)より150mほど高い位置にいる。他の路線では関越自動車道の最高地点は関越トンネル内の690mでここより少し高く、磐越自動車道は574mと少し低い。

 下り坂4km 速度落せ

 今度は警戒標識がバッチリ架設されている。ヒラギノ化に伴い小さくなったのかな?

 この先急カーブ

 イラストにあるとおり急勾配とともに右に左に急カーブする。ここから制限速度が70km/hとなる。

 2つ目のカーブはこの通り非常にきつく、70km/h制限も納得の線形である。

 恵那山トンネル長野側の阿智カーブほどではないが中央道の数ある難所の1つである。左側にスペースがあり道路が広く見えるのがまだ救いか。

 [ 17 ] 須玉 1.5km

 須玉ICの予告標識が現れる。このカーブを抜けてしまえば道路はまた落ち着くので車線変更するにしても焦らずに。

 (141) 須玉 [ 17 ] 出口1km

 北杜市内3つ目となる須玉ICが近づく。武川・明野の両村の名前も併記されている。

 IC手前のカーブで富士山が道路の正面に来る。

 諏訪IC手前での八ヶ岳連峰を思い出すような山アテ配置、これぞ高速道路という感覚がありますね。

 (141) 須玉 [ 17 ] 出口500m

 2019年現在の北杜市役所所在地である旧須玉町域へはこちら。須玉ICすぐ近くに北杜市役所庁舎があるが、それは廃止となった高校の校舎を利用した本来は暫定的なものだという。

 須玉ICはR141に直結。旧明野村は須玉の東側に、旧武川村は釜無川を挟んだ西側(R20沿線)にある。この辺りは段丘が顕著で武川エリアへ渡るにはカーブと勾配のきつい県道で移動する必要があったが、JR日野春駅付近をトンネルでパスする新ルートが存在し行き来は楽になったといえる。

 (141) 須玉 [ 17 ] 出口

 須玉IC出口。須玉は「すたま」と呼ぶのが一般的だが「すだま」と濁っても間違いではないらしい(Wikipediaによると)。

 須玉ICの広域的利用については下り線東京方面→小海方面の経由地として利用するには有利だが、上り線では長坂ICのほうが便利なため須玉ICを積極的に利用するシチュエーションが少ない。「五大桜」の1つとして知られる山高神代桜が武川エリアにあるのでそれぐらいか。

17 須玉IC

 須玉・明野・武川エリアへはこちらから。小淵沢と同様にバス停併設。

 須玉ICを通過すると平和な山梨の風景でほっと一息・・・?標高をだいぶ落としているので木々の緑もちゃんとしてきましたね。

[ 16 ]長坂6km
[15-2]双葉JCT.10km
[ 15 ]甲府昭和17km
東京145km

 距離標識。双葉JCTはもともと[15-1]であったが双葉SA/SICの供用により[15-2]と変更され張り替えられている。。

 これまでの急勾配区間から一転、比較的平坦な区間に変わる。遠くに見える富士山が美しい。

 明野バスストップを通過する。

 この辺りは富士山の写真を好きなだけ撮れる。晴れていないとはっきりは見えないがこの日は非常に良いコンディション。

 程なくして韮崎市に入る。

 描かれているのは武将。ここ韮崎は甲斐武田氏発祥の地として知られる。その初代は武田信義で、古くは西暦1180年頃の話である。

 須玉IC付近から韮崎市域のすぐそばを走っていたのだが、市境が高速道路と平行して流れる塩川にあったため中央道はギリギリ北杜市域を走り続けていた。おかげで中央道は韮崎市内にはあんまりかぶっていない。

 [ 16 ] 韮崎 2km

 韮崎IC手前でまたもアップダウンがある。ここまで下り坂ベースだったので上り坂でのスピード低下にはいつも以上に気をつけよう。

 (141)(20) 韮崎 [ 16 ] 出口1km

 接続国道にR20が復活する。

 韮崎ICで直接接続するするのは山梨r27韮崎昇仙峡線で、韮崎市街と反対方向(北向き)に走れば山道を経て昇仙峡へアクセス可能だ。

 (141)(20) 韮崎 [ 16 ] 出口500m

 韮崎ICまで500m。昇仙峡以外の広域アクセスについては特に韮崎ICが有利となるポイントは無く、基本は地元利用といったところ。

16 韮崎IC

 韮崎市内はこちらから。須玉ICと同じくバスストップ併設。

 ICを出て左、塩川を渡った対岸が韮崎市街で、JR駅の近くにロードサイド店舗が集積しており比較的まとまった市街地である。韮崎からは白根方面へ抜ける県道などもあるが、中部横断道があるのでそちらを利用したほうが早い。

 韮崎ICを通過する。

 下り坂6km 速度落せ

 また急勾配区間。これ下り線側はずっと登り坂なわけで、大変だなぁ・・・。

 双葉SA 6km
 境川PA 19km

 ちょっと早めのSAPA標識。距離が塗り替えられているのでもとの位置から移設されたのだろう。

 次の自治体、甲斐市に入る。

 甲斐市は旧竜王町、敷島町、双葉町が合併して出来た市で、カントリーサインは旧双葉町の妙善寺がモチーフとなっている。

[15-2]双葉JCT.3km
[15-1]双葉SA5km
[ 15 ]甲府昭和9km
[ 16 ]甲府南17km
東京140km

 全国的にも珍しい5段構えの距離標識。5段目なんか完全に跨道橋より上に設置されている。都心まで140km、2時間圏内に入った。

 [ 15-2 ] 双葉JCT 2km

 中部横断自動車道との分岐、双葉JCTまで2km。

 E52中部横断道 3/10(日)16:30開通

 中部横断道は2019年3月10日、下部温泉早川IC〜六郷IC、新清水JCT〜富沢ICが同時開通した。今回の撮影ではこれらの新規開通区間も撮影している。

 [15-2]双葉JCT. 1km
 左へ:[E52中部横断道] R52静岡方面
 本線:[E20中央道] 甲府 東京

 双葉JCTの予告標識。ナンバリングは貼替えでの対応。左側が路線案内だけになっており、地名が入っていない。

 ナンバリングE52は並走するR52から取ったもの。未開通区間ありということでR52静岡方面への標識も左側に添えられている。清水まで全通すれば両県間の移動はかなり便利になるだろう。

 中部横断道と中央道の情報表示。これといって情報はなく平和なようだ。

 [15-2]双葉JCT. 500m
 左へ:[E52中部横断道] 南アルプス
 本線:[E20中央道] 甲府 東京

 中部横断道側の表記は「南アルプス」。自治体としての「南アルプス」市内に同名のICがあるため方面表記として適切だが違和感は否めない。

 中部横断道ルートにおいて、南アルプス市〜清水市の間に「市」が存在しないため、清水まで全通しても「南アルプス 静岡」といった表記になると予想している。南アルプスの名前は恐らく消えないだろう。

 [15-2]双葉JCT.
 左へ:[E52中部横断道] 南アルプス
 本線:[E20中央道] 甲府 東京

 下り坂区間にあり分岐は短めになっている(写真の関係でより短くも見える)。

 分岐する中部横断道は双葉JCTからおおよそ真南に進み甲府盆地西部を縦断する。その後増穂ICを境に一気に山岳区間に様変わりし、2019年5月現在、下部温泉早川ICまでを連続で走行することが出来る。

15-2 双葉JCT.

 分岐部の標識は内照式で貼り替えできないためか、ナンバリングは未対応だった。

 中部横断道南アルプス市、富士川町、南部町、静岡方面はこちらから。中央道の続きは区間13。

中央自動車道 目次    ◇ 高速道路レポート一覧    ◇ 蒼の街道トップページ
最終更新:2019年5月1日
inserted by FC2 system