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 取材日:2020年1月3日

 2019年末の開通の話を聞きつけ、旭川発着で弾丸ドライブを決行。
 雪や事故で通行止めが何度かあったらしいが、幸運にも巻き込まれず明るいうちに帰ってこられた。  

Report / Section.6
8遠軽瀬戸瀬IC

 (333) 遠軽瀬戸瀬
 [ 8 ] 出口

 遠軽瀬戸瀬ICの案内標識。IC名が記されただけのシンプルなもの。

8遠軽瀬戸瀬IC

 遠軽瀬戸瀬IC出口。遠軽町瀬戸瀬はこちらから。

 昭和の雰囲気漂う温泉として有名(?)な瀬戸瀬温泉はIC出て右折。JR瀬戸瀬駅や瀬戸瀬地区の集落へは左折となる。

 ここから2019年12月開通の区間に入る。遠軽瀬戸瀬ICはダイヤモンド型のICで、r493奥瀬戸瀬瀬戸瀬停車場線という道道に直結する。

 「奥瀬戸瀬」が先述の「瀬戸瀬温泉」の前を指す。そこから先には生田原方面に向かって別の道道が存在するが、そちらは未舗装区間持ちである。

 遠軽瀬戸瀬ICからの合流。無料区間ということもあり構造は非常にシンプルである。

 除雪車待避所。1月の遠軽とは思えないほどの少雪で、あんまり使われていないのではないかと思うほど。

[ 9 ]遠軽5km
 
紋別

 距離標識。一段空白を含んでいるあたり、延伸する気配を匂わせるが事業化はされていない。
 この期に及んで最下段は「紋別」か、と言いたいが路線名も旭川紋別道なので目をつぶろう。本当は北見までの距離を知りたいんだ…。

 これまでの風景と異なる点として、並走一般道であるR333との距離がぐっと近くなる。高規格道路と交わる様子は今まで下から見てきたが、上から見るとやはり新鮮に感じるものである。

 「山の神川橋」でR333をまたぐ。山の神川とは一体。

 R333と立体交差した後、しばらくの間国道の北側を並走する。こうなるとほとんど側道だよ。

 側道区間は少しの間で、今度は高速道路らしい開削部。

 [ 9 ] 遠軽 2km

 遠軽ICの予告標識、ついに現れる!

 96KPを通過する。記念すべき100KPには届かなかったようだが、最初の開通から18年、随分遠いところまで走れるようになった。

 (333) 遠軽 [ 9 ]出口1km

 1km手前標識。接続国道はR333のみだが、R242もすぐ近くで接続している。遠軽IC開通の翌日開業した道の駅「遠軽 森のオホーツク」はICに併設されている。

 旭川紋別道の計画路線は遠軽より先、上湧別方面に伸びるはずなのでここでR242の接続を意識して「北見方面」とか「生田原」ぐらい表記してもらっても良い気がするが、そのようなものは一切なかった。うーん。

 細かいアップダウンが最後まで続いている。

 IC名の入った予告標識は1km手前が最後で、あとはいつもの終点の流れとなる。

 凍結50km/h規制

 これも今までと同じ形だ。

 速度落せのいつもの標識。道の駅は出口ランプを降りたところで再度案内されるはず。

9遠軽IC

 2020年2月現在の旭川紋別道の終点である。

 一応この先の延伸も可能な形状をしているが、2020年現在紋別方面は事業化されておらず、計画中のままである。「概略ルート及び構造の検討」が今後行われるという知らせも入っているが、どちらにしろ今後長い間ここ遠軽ICが旭川紋別道の終点として機能することになりそうだ。

 ICはダイヤモンド型を想定しており、一旦アクセス道路にぶつかってから右左折する。右へ曲がると道の駅、左へ曲がるとR333を経て遠軽市街方面へ向かうことが出来る。

 左折:R333 上川 丸瀬布
 右折:R333 端野 遠軽市街

 アクセス道路とR333の交点の予告標識。右折するとR242が遠軽市街方面へ分岐した後、一旦重複して生田原の手前で北見市端野方面と留辺蘂方面の2択となる。

 近年、旭川紋別道の延伸により北見へのアクセスが石北から遠軽経由に移りつつある。北見市街へはR333を選択し続けるのがとりあえずの最短ルートとなるが、遠軽町内ではそういった情報があまり整備されていないのが少しわかりにくい点である。

遠軽IC一般道交点

 R333交点。遠軽市街・紋別・北見方面に向かうにはまず右折しよう。旭川紋別道のレポートはこれにて完結。ちょっと遠い未来、この先紋別に向かって延伸される日が来るまで、ここが末端区間となるだろう。

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最終更新:2020年2月11日
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